コミュニティをつくる観光 ー「好き!」を流通させるコンテンツツーリズム
社会になぜ、「不安」や「閉塞感」があるのでしょうか。
幾ら景気が悪くても、いくら政治が荒れていても、「自分たちの力で変えられるんだ」という「希望」が持てれば、
不安も閉塞感も生まれません。希望が持てない、持ちにくい、そんな「不可能性」に、わたしたちの暮らす社会は、支配されているのかもしれません。
その不可能性からの解放のカギとなるのが、「コミュニティ」。そして、「観光」です。「コミュニティ」は、
人々に居場所を提供し、個人では解決できない様々な問題に立ち向かう力になります。経済活動を考えても、
コミュニティが長く続くことにより、顧客関係の長期化が図れます。「観光」は、外からのお金の流入を促すだけでなく、
外から「まなざし」によって、地域を見直すチャンスになります。
そして、「コミュテニィ」も「観光」も、現実の場所だけでなく、インターネットで接続する「情報空間」や、
小説やアニメで描かれる「虚構空間」との関わりが密になっていきます。
人々にとっての「大切な場所(聖地)」はどのように作られるのか、そこではどのようなことが起こるのか、
江別で行われた事例も含めて様々な現象を確認しながら、そのことを一緒に考えてみましょう。(岡本健)
- 開催日
- 2019.2.23(土)
- 時間
- 14:00 〜 16:00
- 場所
- 知の棟 2F文化教室
- 定員
- 30名
- 対象
- どなたでも
- 参加費
- 無料
- 予約
- 予約優先
- 主催
- NPO法人北海道冒険芸術出版
- お問い合わせ
-
- メール : info@bouken.org