『獲る 食べる 生きる』出版記念トークライブ 狩猟と先住民に学ぶ”いのち”の巡り

『獲る 食べる 生きる』出版記念 トークライブ

今年、NHKを辞めて北海道に移住し、狩猟採集生活を送り始めた黒田未来雄（51）が、初の著書刊行を記念し、野生動物や先住民からの学びについて余すところなく語ります。

第1部 14時〜
『獲る 食べる 生きる』
〜エゾシカ・ヒグマからのメッセージ〜
自分が食べる肉が“生きていた姿”を知る唯一の人間、それが猟師。大きな達成感と共に訪れる、深い悲しみと感謝の念。いただいた命を背負い、また獲物を追う生き方や、狩猟を通じて野生動物が教えてくれたことについてお話しします。

第2部　16時〜
『大地の一部・水の一部』
〜カナダ先住民の世界観と狩猟〜
著者が師匠と仰ぐのは、伝統を重んじるクリンギット族の彫刻家にしてハンター。カナダ・ユーコンに通い続け、狩猟に同行してきた経験から学んだこと、人間のことを「大地の一部、水の一部」と表現する彼らの言葉や思想を、皆さんと分かち合います。

●著者プロフィール
黒田未来雄
1972年、東京生まれ。東京外国語大学卒。1994年、三菱商事に入社。国産自動車のアフリカへの輸出を担当。1999年、NHKに転職。ディレクターとして「ダーウィンが来た！」などの自然番組を制作。北米先住民の世界観に魅了され、現地に通う中で狩猟体験を重ねる。2016年、北海道への転勤をきっかけに自らも狩猟を始める。2023年に早期退職、北海道に移住。狩猟体験、講演会や授業、執筆などを通じて狩猟採集生活の魅力を伝えている。